人間は、誰一人完全ではありません。学校でも、職場でも、家庭でも、私たちは過ちを繰り返しながら生きています。
・友達に嘘をついた
・先生に方便を使った
・仕事で失敗した
・他人に迷惑をかけた
・見てはいけない資料を見てしまった
こうしたことは、誰もが経験します。大切なことは、過った自分の行為をどのように捉え、その後どのように行動するかです。
世の中には大きく分けて2つのタイプの人がいます。
一つは、自分の行為を振り返り、深く反省し、同じ過ちを繰り返さないように自分を律し戒める人です。こうした人は、過ちを犯してもそこから真っすぐに前に進むことができます。過ちを自己の成長へと繋げ、向上していける人です。
もう一つは、「このようなことは誰にでもある」「他の人もやっている」「まあいいだろう」と通り過ぎる人です。このような人は、停滞するどころか、どんどん悪い方向へ向かっていきます。
自分の過ちをどう捉え、どう行動するかは、想像以上に人生の質に影響します。
幼少期から、後者のように生きてきた人が変わることは、決して容易ではありません。服役した人の再犯率が高いこともその一例です。日本の刑法は教育刑であり、更生を目的としていますが、現実はそう簡単ではないのです。
しかし、本気で変わろうとするなら、人は変わることができます。
無論、過去は誰にも変えることがでません。過ぎ去ったもの、実際には存在しないものだからです。そして未来も同様に、存在していません。未来があるように思うのは、人間の妄想にすぎません。あるのは今この瞬間だけです。
1秒後はすぐにやってきます。10秒後もすぐにやってきます。1時間後も気がつけば「今」になっています。つまり、今現在の生き方が自分の人生をつくっているのです。
今の自分の真実と、変わることが難しいという現実に正面から向き合い、その上で本気で変わりたいと願うなら、人は今この瞬間から変わることができます。
過ちとどう向き合いどう行動するかが、その積み重ねが、自分では気づかぬうちに、しかし確実に自分の人生を変えていきます。
「今日の学び」に記す内容は、すべて生井利幸先生より日々賜る学術講義に基づき、弟子の私、竹内差世がまとめております。
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