【今日の学び】死と向き合うと生の質が高まる

死と向き合うと生の質が高まる

 人間はどのように健康的な生活を送っていても、誰もが年を取り、いつかは病気になり、そして最後は必ず死を迎えます。これは避けることのできない宿命です。
 しかし、人間も自然の一部、即ち、地球の一部であり、そして宇宙の一部です。多くの生命体が生まれては消え、また生まれては消えていきます。死は終わりではなく通過点であり、新たな始まりであると、自己の奥深くで捉えることができたら、死は決して怖いものでなくなるでしょう。
 私は子供のころから死について考え続けてきました。今も毎日、死について思いを巡らせます。「死んだらどうなるのだろう」と考えるのではありません。どのように死を迎えるかを考えるのです。もし「あと3年」「あと1年」と余命を宣告されたとしたら、その間に何をしようか。そう考えると、自ずと自分のやりたいこと、すべきことが見えてきます。
 つまり、死を考えるということは、人生をいかに善く生きるかを考えることに他なりません。人生は1度きりであり、そしてあっという間に過ぎ去ります。だからこそ、この地球に「さようなら」を言う最後の瞬間を悔いなく迎えられるよう、今からどのように死を迎えるのかを考えてみてください。そうすれば、生の質は格段に向上するはずです。

「今日の学び」に記す内容は、すべて生井利幸先生より日々賜る学術講義に基づき、弟子の私、竹内差世がまとめております。

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