【今日の学び】脳の老化を防ぐ鍵は、勉強にある

脳の老化を防ぐ鍵は、勉強にある

 人間は誰もが年をとります。これは避けることのできない現実です。そして、誰もが年齢を重ねても心身ともに健康でありたいと願います。そのためには、どのように生きればよいのでしょう。
 非常に興味深い話があります。ある統計によると、刑務所に入っている人の方が、入っていない人よりも脳の機能が退化しにくいというのです。普通は、刑務所に入ると社会から隔離され、得られる情報も少なくなるため、脳の働きは低下するにちがいないと考えます。しかし、実際にはその逆の傾向が見られるのです。
 その理由は、刑務所内で受刑者は厳格な管理下に置かれ、毎日決まった時間に起床し、決められた労働をしっかりと行うという、規則正しく厳格な生活を送るからだと言われています。つまり、「厳格に生きること」が脳の退化を防いでいるのです。
 現役時代に激務をこなしたから、定年後は楽をしてのんびり過ごしたい——よく耳にする言葉ですが、実はこれこそが脳の退化を早め、認知症への近道になってしまいます。実際、会社を定年退職した人の中には、2〜3年後に会うと随分と老けたなと感じる人がいます。一方、八十歳を過ぎても現役で働いている人は、老いを感じさせません。
 とにかく、脳を退化させないためには、脳を使い続けること、何よりも学び続けること、勉強し続けることが大切です。そして、脳と身体は密接につながっています。脳の健康はそのまま身体の健康にも影響します。
 勉強するといっても一体何をすればいいかと迷う人には、紙の本や新聞を読むことをお勧めします。読みながら気になった箇所に線を引き、感じたことや考えたことをメモし、わからない言葉があれば紙の辞書で調べてみる。脳も身体も楽をさせないことが、何よりの良薬です。
 最後に、次の言葉を贈ります。

  生きることは、学ぶことである。(生井利幸公式サイト「今日の言葉」より)

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