- 間にあるものを考える
人は通常、対象となる事物そのものについては考えても、事物と事物の「間」にあることまでは考えません。しかし、人間の思考にとっては、この「間」を考えることが極めて重要です。
例えば、英語の頻度を表わす副詞のalways、usually、often、sometimes。これらを教科書をみて丸暗記するのではなく、ゆっくりと時間をかけて、それらが使われるシーンを想像し、思考します。すると、単語同士のつながりや、その「間」にある微妙なニュアンスが見えてきます。
また、英単語の substance、substantial、substantiality。 名詞が形容詞になると何が削ぎ落され何が加わるのか、さらにその形容詞が抽象名詞になると何がどのように変化するのか。なぜ意味が変わったり、意味が追加されたりするのか。その「間」に何があるのかを思考し続けるのです。
これが教養の初期的なものであり、その積み重ねが教養になります。 暗記することには意味がありません。思考せずに知識欲から覚えたことは身につくことはなく、いずれ忘れ去ります。大切なことは、とにかく毎日思考し続けることです。それが本当の教養を養う上で最も重要なことです。
「今日の学び」に記す内容は、すべて生井利幸先生より日々賜る学術講義に基づき、弟子の私、竹内差世がまとめております。
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