「今日の学び」分不相応のお金を手にすると不幸になる

分不相応のお金を手にすると不幸になる

 「お金はあればあるほどよい」「できるだけ多くのお金を労せずして得たい」と考える人は少なくないでしょう。しかし、分不相応のお金を手にすると、後に大きな苦しみを招くことがあります。以下に具体的な事例を挙げます。
(事例1) 飲食店の契約社員として働いていたAさんは、あるとき正社員に登用され、それまで月給22万円だったのが急に36万円になりました。Aさんは、自分がお金持ちになったような錯覚に陥り、見境なく浪費してしまいました。
(事例2) 芸能界で子役スターとして活躍していたBさんは、子役時代には超売れっ子で、自宅から撮影現場まで運転手付きの車で送迎されていました。ところが大人になると仕事が激減し、やむなく一般の仕事に就くことになりました。しかし現実は厳しく、子役時代との落差は天と地ほどでした。相当な苦労を経て、今では自分が運転手として働いているそうです。
(事例3) 両親が大金持ちだったCさんは、普通の人が必死に働いても得られないほどの大金を、毎月のお小遣いとして受け取っていました。その結果、Cさんの周囲には金目当ての人々が集まり、最後には犯罪に手を染めてしまいました。
 お金は本来、多くの苦労を重ね、自らが流した汗の対価として受け取るものです。若い時に労せずして大金を手にすると、金銭感覚が麻痺し、結果的に大変な思いをすることになります。「分不相応のお金を手にすると、後に大変な思いをする」、言い方を変えると、「収入は自分の品位・品格に見合ったものであることが望ましい」という意味なのです。
 最後に、若い人へのメッセージを贈ります。「若い時に苦労してやりくりした経験は、自らを成長させる肥やしになる」

「今日の学び」に記す内容は、すべて生井利幸先生より日々賜る学術講義に基づき、弟子の私、竹内差世がまとめております。

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